ギター

【ギター誌】TAB譜付きアーティスト特集号には絶対的な付加価値がある!

昔から音楽雑誌だけはよくチェックしている筆者です。

立ち読みで済ませてしまうことがほとんどですが、購入に至るきっかけになるのは大抵好きなアーティストの特集号や年間アルバムランキングなど、興味が沸くネタを掲載している場合に限りますね。

店頭には様々な種類の音楽誌が並んでますが、僕の趣味がギターなので特にギター系の雑誌はよくチェックしています!『ギターマガジン』『ヤングギター』といった歴史ある雑誌がありますが、若い頃から読んでいてずっと大好きな雑誌です。

この2誌が取り上げるアーティストやバンドの系統は違いますが、共通していることは何と言ってもギタースコアの掲載があります。また機材紹介も見どころの一つで、音楽好き、ギター好きであれば興味が尽きない内容になっていますね。

アーティストのインタビューやフォトグラフをはじめ、過去作や新作のアルバムレビューなども同時に掲載されることが常で、関連バンドの紹介も含めれば聴きたい音楽が尽きることはありません。

新旧に限らず音楽情報が満載でギター譜までも掲載している雑誌は、プレイヤーからすれば読み応えが違いますもちろん購入に至らないことも多々ありますが、自分の趣味にマッチングしたときは迷わず買っています。

ギター譜やバンドスコアって絶版で入手困難なものが非常に多いので、こうした雑誌で弾きたかった曲が掲載されていると、何とも言えない喜びを感じるものです。耳コピができない筆者のような人間にとってはありがたい限りなわけです。

今回はこの2誌以外も含めた “TAB譜付!私的に思い入れのあるアーティスト特集号” の中から、購入したごく一部を紹介します!

興味が沸いたらぜひ過去のバックナンバーもチェックして、好みのアーティスト特集号に触れてみてくださいね!!

 

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【ギターマガジン 2008年9月号】ジョン・メイヤー特集

ライブ盤『ウェア・ザ・ライト・イズ・ライブ・イン・ロサンゼルス』リリースのタイミングで発売された特集号で、当時の最新インタビューからはギタリストとしての熱い思いやエピソードに触れることができます。

エレキからアコギ、使用エフェクターの掲載はファンなら見ているだけで楽しめます。また、ジョン・メイヤーが師事していたトモ藤田氏へのインタビューもあり、学生時代のジョン・メイヤーの様子も知ることができちゃいます。

奏法解析もリフからソロまで少しずつとは言え数曲にわたって掲載されているので、ジョン・メイヤーのセンスとギタープレイの凄さを体感するには充分な内容。

ただ一つ残念な点を挙げるなら、どれか1曲でもフルでスコアを掲載してくれていれば…、もっと良かったかなぁ。

特集ページのコンテンツ

・最新インタビュー
・最新機材の紹介
・シグネイチャーモデルの紹介
・バイオグラフィ&ディスコグラフィ
・トモ藤田スペシャルインタビュー
・奏法解析

 

【ギターマガジン 2019年1月号】ジョン・レノン特集

ギタリストのイメージよりもソングライターとしての功績が素晴らしいジョン・レノン。

もちろん私的な感情に過ぎませんが、あらためてこうした企画でジョン・レノンのギタープレイに触れてみると、名ギタリストとしても語られるべき存在なんだとつくづく思いましたね。

楽曲やボーカリストとしての良さが目立ち過ぎて、ギタープレイは影に回りがちなのかも知れないですが、リフ、リズム・ギター、リード・ギター、コード・ワークの妙、そして大好きなロックンロールをかき鳴らす姿まで、すべてに無駄がなくカッコいい。

この特集号を読みながらジョン・レノンの曲を聴く。そしてギターを手に取り弾いてみる。

すごく幸せな時間を過ごせますね。

特集ページのコンテンツ

・ギタリストとしてのジョン・レノン考
・Portrait of John Lennon ジョン・レノンがいる風景
・6つのトピックスから探る機材への探求心
・ソロ時代のジョンとギタリストたち。
・ジョンのソロ作13選
・ギタリスト、ジョン・レノン徹底分析
・スペシャル・インタビュー スティーブ・クロッパー
・ジョン・レノン全使用ギター図録

 

【ギターマガジン 2020年3月号】ジョン・フルシアンテ特集

『ジョン・フルシアンテ、帰還!!!』

表紙のキャッチコピーが示すとおり、レッチリに復活した記念として発売された大特集号。

最新インタビューこそ叶わなかったとは言え、100ページを超える大ボリュームで臨んだ内容には編集部の力の入れようが伝わってきますね。

使用機材の紹介はギター・マガジンなら当たり前の内容として掲載していますが、嬉しかったのはいつも以上に奏法分析(スコアの掲載)にページを割いてくれたこと。ジョン・フルシアンテの代名詞ともいえるカッティング、アルペジオやアコギでのプレイ、リフ、そしてHR/HMばりに弾きまくる圧巻のギターソロまでを、ちょっとずつ惜しみなく掲載!

音源を聴きながらタブ譜を追ったり実際にプレイしてみると、なぜジョン・フルシアンテが現代の3大ギタリストに挙げられたのか、その理由がわかります。

レッチリの全アルバム紹介の他、ソロ・ワークの記事も充実しているのでファンならマスト・バイだと自信をもっておすすめできる一冊でした!

特集ページのコンテンツ

・ジョンが僕たちを魅了する10の理由
・レッチリ全ディスコグラフィー
・ソロ・ワーク考察
・ギター/ペダル/アンプ徹底解説
・フルシアンテ奏法、徹底解析
・フルシアンテ参加アルバム別のインタビュー

 

ギター名手が多い “ジョン”と名がつくロックギタリスト特集ギター歴30年=ロックに目覚めて30年。 ロック系にどっぷりとハマることが大半ですが、ジャンルレスに音楽が大好きです。 そん...

 

【ギターマガジン 2021年2月号】ジミー・ペイジ特集

ロック史における最重要バンドのひとつ “レッド・ツェッペリン” のギタリストであるジミー・ペイジ。

ジミー・ペイジに関する情報は世の中に溢れかえっているので、今号が出た時も改めて読む必要性を感じず興味の対象外でした。しかし、いざパラパラと見てみると…、買っちゃいましたね~。

話は少し脱線しますが、ちょうどジミー桜井氏(『世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男』の著者)の本を読んでいたタイミングだったのでツェッペリン熱がふつふつと再燃していたときでした。(この特集号ではジミー・ペイジ道の追求者、ジミー桜井氏のインタビューも掲載しています!)

古くからのファンでも2020年時点での最新インタビューはうれしいトピックでしょう。そして、新たにツェッペリンを聴き始めた世代にこそジミー・ペイジという偉大なギタリストに触れるいい機会だと思います!

ギタープレイに関しては、変則チューニングをやってみるいいきっかけになるかも知れません。

読んでも弾いても楽しめる、うれしい内容が盛りだくさんですよ。

特集ページのコンテンツ

・フォトグラフ
・ジミー桜井 スペシャル・インタビュー
・2020年最新インタビュー
・1986年、ファーム活動期のインタビュー
・1977年のインタビュー
・ジミーペイジのアコースティック・サイド
・奏法解析(各アルバム毎にピックアップ!)

 

【ヤング・ギター 2020年11月号】聖飢魔Ⅱ特集

信者必読!

詳細は別記事にまとめています!

ぜひご覧ください。

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【ロッキンf 2015年12月号】ラウドネス特集

発売と同時に品薄状態を引き起こしていた記憶があるラウドネス特集号。

デビュー時からずっと日本のヘヴィメタルシーンのトップに君臨しているスーパーバンドであり様々な雑誌で幾度となく表紙を飾っていますが、今号において特筆すべきは、ラウドネスがアメリカ進出を果たした1985年発表の歴史的アルバム『THUNDER IN THE EAST』(サンダー・イン・ジ・イースト)全曲ギタースコア掲載という感涙ものの特典にあります。

オリジナルアルバムのバンドスコアはどれも絶版で入手が困難な状況の中、この特集号の内容を知ったときは何が何でも手に入れたいと思いました。

雑誌の特集号で「CRAZY NIGHTS」「LIKE HELL」、バラード曲「NEVER CHANGE YOUR MIND」など、高崎晃氏のギタープレイまでフルで楽しめるなんて最高!

演奏陣の機材紹介から懐かしのオフショットまでが満載。

こういう企画はファンには堪らないプレゼントです。

 

バックナンバーのチェックはこちらから

ギター弾きなら、気になるギタリストのプレイは絶対に弾いてみたくなりますよね。

こうした企画では大抵インタビューをはじめ機材紹介やディスコグラフィ、フォトグラフなどで構成していますが、 “TAB譜も掲載している” ところにうれし過ぎる “付加価値” を感じます。

ぜひ、好きなアーティストの特集号を見つけて楽しんでください!

 

 

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